頭がいい親の上手な叱り方

本日ご紹介させて頂きたい書籍は、

『上手な叱り方』

をテーマにした1冊です。

その書籍とはこちら▼

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『頭がいい親の上手な叱り方』

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もし、あなたが普段、何気なく下記のような叱り方を
お子様にしていたら、要注意です。

『何でもっとちゃんとできないの』

『怠けてばかりいないで、もっとがんばりなさい。』

『時間がないのよ、ぐずぐずしないで早くしなさい。』

『うるさいわね。泣きやみなさい。』

『お母さんの言うとおりにしなさい。』

これらは、すべて子供を服従させる言葉です。

たとえば、あなた自身が常に、身近な人に
こういった言葉を言われ続けていたら
どのように感じますか?

これらの言葉を普段から浴びせかけられている子供は、

心が枯渇し、深く傷つき、
成長する事ができなくなります。

なぜなら、

子どもの成長には、そのままの自分で許され、
喜びに満ちたやすらぎがもっとも栄養となるからです。

これは大人であっても同じです。

叱る事は、『教育』ではなく、『育教』の気持ちで
接した時のみに相手に浸透していく。と著者は言います。

この言葉は、私自身もすごく共感できました。

理論や理屈や方法といった表の知識だけを教える事は
とても簡単な事です。一方的に済んでしまうからです。

ですが、理屈や方法を教える事が、
イコール『教育や躾』ではありません。

なぜなら、本当に伝えたい(教えたい)事は、
『育教』の気持ちで、相手(子供)の心を常日頃から
育てる気持ちを持っていなければ、

子供の中に入っていかないからです。

単純に知識を次から次へと教えて育てる事が教育ではなく、
心を育て、その上で必要な事を教えていくといった
心の触れ合いが最も大事なのです。

『叱る事』も、もちろん”育教”です。

子供であれば、たっぷり甘えさせてあげて、心の栄養を
満たす事がまずは一番大事なのです。

もし、あなたが自分の感情まかせで、子供に
命令や禁止、指示ばかりだしていたら、
どんどん子供の心はあなたから離れてしまいます。

著者のもとに来る相談者(親)は、ほとんどが、子供との
心の触れあいを重視しないまま(もしくは気付かず)
時を重ねてしまい、

完全に心が離れてしまっている
状態だそうです。この差を埋めるにはとても
時間がかかります。

『一生懸命、不自由なく育ててきたのに、どうして…。』

と嘆く親がほとんどだと言います。

あなたは、『愛情をもった叱り方』が出来ていますか。
本当に真意は子供に伝わっていますか。

この書籍は、普段なかなか自分ひとりでは気付けない事を
気付かせてくれる書籍です。

そして、忙しい日々に追われて狭くなってしまいがちな
ビジョンを広げてくれます。(^-^)

ここまでの文中で少しでも、ひっかかる事がありましたら
是非お手に取って頂ければと思います。