肩こりと頭痛と吐き気
誰もが一度は悩むとも言われる肩こり、デスクワークや携帯電話の普及で肩に負担のかかる姿勢も増え、肩こり人口は年々増加傾向にあります。
なかでも肩こりから始まり、頭痛が発生し、さらには吐き気までに至ることもあります。
頭痛までならまだしも、吐き気までになれば注意が必要です。
もしかしたら大きな病気のサインである可能性も否定できないからです。
肩こり、頭痛、吐き気が揃う時に疑われる症状はいくつかあります。
ひとつは脳の病気です。
肩こり、頭痛、吐き気の症状は脳に関係することもあるのです。
酷い事例の場合、脳梗塞やくも膜下出血
の可能性もあります。
頭痛や吐き気のような症状は、 ただの肩こりからくるものと勘違されることが多いのです。
だから慢性的な肩こりや頭痛がある人はいつものことと思って放置してしまうことがあります。
もし時間をおいても改善しなかったり、明らかに症状が重くなる人は素人判断しないで病院へ行く方が安全でしょう。
肩こり、頭痛、吐き気で疑われるもう一つの症状が頚椎疾患です。
頚椎というのは背骨の首周辺の骨のことでこの首の骨の中に神経が通っています。
その神経が圧迫されたりして傷んでいると、肩こりに加えて手や足にしびれが出てきたりします。
脊椎に通っている神経は、非常に大切な神経で下手すると半身不随にもなりかねません。
ですから上記のような症状が表われた場合もすぐに病院へ行くべきでしょう。
あと意外に思うかもしれませんが鼻や咽頭にも肩こり、頭痛、吐き気の原因となる場合もあります。
よくあげられるのが蓄膿症です。
蓄膿症になると、顔の神経が圧迫刺激され、頭痛が起こりやすくなります。
もし鼻の不快症状があって肩こりの原因に心当たりがないかたは耳鼻咽喉科を訪ねてもよいかもしれません。
あとあげられるのが目の疲れです。
目の疲れも肩こりの原因となるのです。
目の疲れの主な原因はやはりパソコンやスマートフォンなどの電子機器です。
電子機器のライトを長時間見続けるのが当たり前のかたはなるべく目を休める時間をとってあげたほうがよいですね。
一言に肩こりといっても色んな要因があるのですね。